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INGREDIENT GUIDE · 食品添加物・個別調査

乳酸カルシウム

主な役割

カルシウムを補い食品の硬さを整えます。

作り方・原料の由来

原料の由来微生物発酵・バイオ技術
主な起源原料デンプン発酵乳酸+炭酸カルシウム

デンプン糖化液を発酵させて得た乳酸水溶液に、炭酸カルシウムや水酸化カルシウムを加えて中和・結晶化して製造します。

水溶性に優れ、カルシウム補給や食品組織の強化に用いられます。

分類食品添加物・個別調査
資料1 件

主な論点

カルシウムサプリの高用量摂取では便秘、膨満感、腎結石リスクなどが問題となります。NIHは米国成人のカルシウム摂取上限を年齢別に2,000~2,500mg/日とします。 添加物重量と元素カルシウム量については区別が必要です。

表示で見る場所

骨や歯に必要なカルシウムの補給に使われます。

研究・制度から分かっていること

根拠の種類:公的機関の栄養研究整理(成分群の背景資料)

NIH ODS 栄養素別リスク・摂取上限資料

カルシウムサプリの高用量摂取では便秘、膨満感、腎結石リスクなどが問題となります。NIHは米国成人のカルシウム摂取上限を年齢別に2,000~2,500mg/日とします。

根拠の種類:根拠と推測の区別

健康面・噂・症状について

カルシウムサプリの高用量摂取では便秘、膨満感、腎結石リスクなどが問題となります。NIHは米国成人のカルシウム摂取上限を年齢別に2,000~2,500mg/日とします。 『乳酸が入っているから乳糖不耐症を必ず起こす』は物質の混同です。乳酸カルシウムは乳糖と同一ではありません。 高摂取量では便秘、腹部膨満に注意します。頭痛・下痢・アレルギー・血糖への影響を添加物名のみから断定することはできません。

日本・米国・EUの規制比較

乳酸カルシウムの規制と表示ルール(2026-11-02時点で確認)
項目日本米国EU
規制の厳しさふつうゆるいふつう
制度上の扱い食品衛生法に基づく指定添加物(乳酸カルシウム)です。水溶性の高いカルシウム栄養強化剤、物性改質剤として管理されています。21 CFR 184.1207に基づき、直接食品添加成分(GRAS物質)として収載されています。規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき食品添加物E 327(Calcium lactate)、および規則(EC)No 1925/2006に基づき認可ミネラル物質として収載されています。
使用条件成分規格あり。水溶性に極めて優れ、冷水にも溶けやすいため飲料やゼリーのカルシウム強化、漬物のパリパリ感維持(ペクチン結合)、アルギン酸のゲル化用カルシウム源に多用されます。使用基準により、カルシウムとして食品の1.0%以下と定められています。JECFA ADIは「not limited」。適正製造基準(cGMP)に従い、緩衝剤、生地調整剤、栄養強化剤として使用されます。量子満足原則(quantum satis)が適用されます。生後12週未満の乳幼児食品を除き安全に使用されます。EFSA再評価で安全性懸念なしと判断されています。
原材料表示「乳酸カルシウム」または「乳酸Ca」と表示します。原材料名欄に「calcium lactate」と表示します。「calcium lactate」または「acidity regulator: E 327」等と表示します。
近年の見直し清涼飲料水や機能性ゼリーにおける高吸収性カルシウム給源としての配合が定着しています。各種加工食品での食感保持および栄養補給素材として安定して利用されています。EFSAによる乳酸塩類の安全性評価に準拠し、適正な添加基準が維持されています。
規制比較の出典(5件)

日本

米国

EU

評価・資料の時系列

  1. 制度・参考資料:NIH ODS: Calcium Health Professional Fact Sheet

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原材料欄のスラッシュや用途名の読み方 →

根拠となる資料

  1. NIH ODS: Calcium Health Professional Fact Sheet ↗(2026・制度・参考資料・確認日 2026-10-23)

資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。

特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。