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INGREDIENT GUIDE · 食品添加物・個別調査

CMC

主な役割

水分を抱え込み、とろみや食品の状態を安定させます。

作り方・原料の由来

原料の由来化学合成
主な起源原料木材パルプ+モノクロロ酢酸

パルプ(セルロース)を水酸化ナトリウムとモノクロロ酢酸でカルボキシメチルエーテル化してナトリウム塩として製造します。

水に粘性高く溶解する半合成多糖類(CMC)です。

分類食品添加物・個別調査
資料1 件

主な論点

EFSAの2018年セルロース類再評価では、食品添加物E466を含む報告された用途・使用量で一般集団に安全性上の懸念はなく、数値のADIは不要とされました。ただし特定の医療用乳幼児食品でのE466使用は十分に評価できませんでした。 CMCはカルボキシメチルセルロースの略称です。原材料表示から置換度、使用量、乳幼児向け特別用途は推定できません。

表示で見る場所

分離の抑制や食感の安定に役立ちます。健康増進目的ではありません。

研究・制度から分かっていること

根拠の種類:規制機関の安全性再評価

EFSAセルロース類E460–466等の再評価(2018)

一般集団について報告用途に安全性の懸念なしと判断しました。一部の特別医療用途の乳幼児食品については利用可能なデータでは適切に評価できないとしました。

根拠の種類:根拠と推測の区別

健康面・噂・症状について

EFSAの2018年セルロース類再評価では、食品添加物E466を含む報告された用途・使用量で一般集団に安全性上の懸念はなく、数値のADIは不要とされました。ただし特定の医療用乳幼児食品でのE466使用は十分に評価できませんでした。 『CMCは誰にでも腸炎を引き起こす』という断定は規制評価からは導けません。研究での濃度、対象者、摂取期間については区別が必要です。 頭痛・腹痛・下痢・アレルギー・血糖への個別症状の因果関係はこの再評価だけでは確立していません。腸内環境への影響研究を通常食品の人体症状へ直結させないでください。

日本・米国・EUの規制比較

CMCの規制と表示ルール(2026-11-02時点で確認)
項目日本米国EU
規制の厳しさふつうゆるいふつう
制度上の扱い食品衛生法に基づく指定添加物(カルボキシメチルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム等)として管理されています。21 CFR 182.1745に基づき、直接食品添加成分(GRAS物質:Sodium carboxymethylcellulose)として収載されています。規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき、食品添加物E 466(Sodium carboxy methyl cellulose / Cellulose gum)としてポジティブリストに収載されています。
使用条件成分規格あり。親水性と増粘力に優れ、アイスクリームの氷結晶防止や保型性向上、即席麺のコシ付与、ドレッシングの粘性保持に多用されます。食品衛生法の使用基準により、一般食品での使用量は2.0%以下と定められています。cGMPに従い、乳化剤、安定剤、増粘剤として適正な技術的必要量で使用されます。量子満足原則(quantum satis)が適用されます。ミニカップゼリーでの使用は禁止されています。EFSA 2018年再評価において一般集団での安全性が確認され数値ADI不要とされました。
原材料表示用途名と物質名を併記して「増粘剤(CMC)」「安定剤(カルボキシメチルセルロースNa)」、または複数使用時に一括名「増粘多糖類」等として表示できます。原材料名欄に「sodium carboxymethylcellulose」または「cellulose gum」と表示します。「thickener: sodium carboxy methyl cellulose」または「stabiliser: E 466」等と表示します。
近年の見直し低糖質・低カロリー食品のボリューム感維持や食感向上における機能性が評価され、安定して使用されています。加工食品での乳化安定剤・セルロースガムとしての利用が広く定着しています。EFSA 2018年再評価で一般食品における安全性懸念なしとされた一方、乳幼児用特殊医療目的食品(FSMP)への使用データについては継続的な確認が行われています。
規制比較の出典(6件)

日本

米国

EU

評価・資料の時系列

  1. 公的機関資料:EFSA Journal: Re-evaluation of celluloses as food additives

「CMC」を含む商品候補を探す →

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根拠となる資料

  1. EFSA Journal: Re-evaluation of celluloses as food additives ↗(2018・公的機関資料・確認日 2026-10-23)

資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。

特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。