主な論点
トウガラシ由来の色素と辛味成分カプサイシンの濃度は異なります。 物質同一性、日本の使用基準、一次資料、使用量、噂の検証は未完了です。
食品を赤橙色に着色します。
赤トウガラシ(唐辛子)から溶剤抽出して得られるカプサンチン主成分の油溶性赤色カロテノイド色素です(辛味成分カプサイシンは高度に除去されます)。
パプリカ色素と同一または近縁の着色料です。
トウガラシ由来の色素と辛味成分カプサイシンの濃度は異なります。 物質同一性、日本の使用基準、一次資料、使用量、噂の検証は未完了です。
食品の見た目や製造品質を調整します。人体への健康増進効果は着色用途からは示せません。
根拠の種類:未検証:個別の毒性研究・使用基準資料は今後照合
トウガラシ由来の色素と辛味成分カプサイシンの濃度は異なります。
根拠の種類:根拠と推測の区別
トウガラシ由来の色素と辛味成分カプサイシンの濃度は異なります。 色素が入るだけで強い胃刺激が起きるとは断定できません。 頭痛、腹痛・下痢、アレルギー、血糖への関連は、この名称についての食品摂取量別ヒト研究とは未照合です。因果関係を確認できていません。
| 項目 | 日本 | 米国 | EU |
|---|---|---|---|
| 規制の厳しさ | ふつう | ふつう | ふつう |
| 制度上の扱い | 食品衛生法に基づく既存添加物名簿に収載されています(トウガラシ色素・パプリカ色素)。ナス科トウガラシの果実から得られるカプサンチン系赤橙色天然色素です。 | 21 CFR 73.340(Paprika)および73.345(Paprika oleoresin)に基づき、認証免除着色料として認可されています。 | 規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき、食品添加物E 160c(Paprika extract, capsanthin, capsorubin)として収載されています。 |
| 使用条件 | 生鮮品等への着色を除き、スナック菓子、ドレッシング、ソース、惣菜等でGMPに基づき適正量で使用されます。 | GMPに基づき、食品の着色目的に適した必要最小量で使用されます。 | 菓子、調味料、肉製品等で個別最大使用限度(10〜100mg/kg等)が設定されています。 |
| 原材料表示 | 「トウガラシ色素」「パプリカ色素」または「着色料(パプリカ色素)」と表示します。 | 「paprika oleoresin」「paprika (color)」または「color added」と表示します。 | 「colour: paprika extract」または「colour: E 160c」と表示します。 |
| 近年の見直し | スナック菓子やスープ等での食欲をそそる橙赤色の付与に欠かせない色素として安定利用されています。 | 辛味成分(カプサイシン)を除去・脱臭した高純度色素製剤の規格管理が行われています。 | EFSAはパプリカ抽出物(E 160c)の一日摂取許容量(ADI: 24mg/kg bw/day)を再評価・設定しました。 |
資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。
特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。