← 原材料事典に戻る
INGREDIENT GUIDE · 食品添加物・個別調査

カゼインホスホペプチド非結晶リン酸カルシウム

主な役割

歯の再石灰化を補助する成分として利用されます。

作り方・原料の由来

原料の由来動物・畜水産物由来
主な起源原料牛乳カゼインタンパク質+リン酸カルシウム

牛乳由来のカゼインを酵素分解してカゼインホスホペプチド(CPP)を得、非結晶性リン酸カルシウム(ACP)と複合化させた機能性成分です。

歯の再石灰化を助ける目的でシュガーレスガム等に配合されます。

分類食品添加物・個別調査
資料1 件

主な論点

乳由来カゼインを含み得るため乳アレルギーの確認が重要です。口腔ケア製品での試験結果を一般の食品摂取に転用しないでください。 日本での物質の指定・規格・使用基準、商品中の摂取量、出典の物質への適用範囲を確認する必要があります。

表示で見る場所

食品の加工・風味・栄養成分の調整に用います。添加物としての使用から疾病の予防・治療効果は示せません。

研究・制度から分かっていること

根拠の種類:名称別の予備調査です。物質固有の試験・規制評価は追加確認が必要です。

成分の同一性・研究条件の区別

乳由来カゼインを含み得るため乳アレルギーの確認が重要です。口腔ケア製品での試験結果を一般の食品摂取に転用しないでください。

根拠の種類:根拠と推測の区別

健康面・噂・症状について

乳由来カゼインを含み得るため乳アレルギーの確認が重要です。口腔ケア製品での試験結果を一般の食品摂取に転用しないでください。 CPP-ACP入りなら必ず虫歯を防ぐという断定はできません。 頭痛・腹痛・下痢・アレルギー・血糖への影響は、食品中の使用量を用いた当該物質固有の研究との照合は未完了です。乳由来原料へのアレルギーに注意が必要です。

日本・米国・EUの規制比較

カゼインホスホペプチド非結晶リン酸カルシウムの規制と表示ルール(2026-11-02時点で確認)
項目日本米国EU
規制の厳しさゆるいふつうきびしい
制度上の扱い既存添加物(カゼインホスホペプチド非結晶リン酸カルシウム複合体 / リカルデント)です。牛乳カゼイン由来ペプチドとアモルファスリン酸カルシウムの複合体です。FDA GRAS通知制度(GRN No. 427等、Casein phosphopeptide-amorphous calcium phosphate)に基づき、特定食品への添加がGRAS確認されています。規則(EC)No 1333/2008の食品添加物ポジティブリスト(E番号)には未収載であり、一般食品添加物としては認可されていません。
使用条件成分規格あり。シュガーレスチューインガムや菓子等に歯の再石灰化補助・カルシウム補給目的で使用されます。乳アレルゲンに注意。適正使用(GMP)。GRAS通知に記載された条件(チューインガム、デンタルミント、洗口液等)に従って適正使用されます。乳由来のアレルゲン表示が必要です。添加物としては使用できません。新規食品(Novel Food)等の評価枠組みに従う必要があり、一般食品への直接添加は制限されます。
原材料表示「CPP-ACP(カゼインホスホペプチド非結晶リン酸カルシウム複合体)」または「CPP-ACP」と表示し、乳アレルゲンを明記します。原材料名欄に「casein phosphopeptide-amorphous calcium phosphate (milk)」とアレルゲン表示を伴って表示します。未認可添加物のため表示規定はなく、一般食品添加物としての使用は不可です。
近年の見直し歯の再石灰化を助ける特定保健用食品(トクホ)の関与成分として、歯科保健ガム等で長年安定して利用されています。オーラルケアガムおよび機能性食品素材としてのGRAS管理が維持されています。EFSAの健康強調表示(Health Claims)審査において厳しい科学的実証基準が適用されています。
規制比較の出典(5件)

日本

米国

EU

「カゼインホスホペプチド非結晶リン酸カルシウム」を含む商品候補を探す →

原材料欄のスラッシュや用途名の読み方 →

根拠となる資料

  1. 参考:公的な表示・栄養・添加物評価資料(この物質固有の安全性を直接立証するとは限らない) ↗(参照年未確認・制度・参考資料・確認日 2026-10-23)

資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。

特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。