主な論点
卵殻由来のカルシウム素材で、元素量・純度・原料由来の残留タンパク質確認が必要です。 製品別含有量、日本の物質指定・使用基準、一次研究と出典適用範囲は追加調査が必要です。
カルシウムを補い食品の状態を整えます。
マヨネーズ工場等から排出される鶏卵殻を洗浄・殺菌し、卵殻膜を除去して微粉砕した未焼成または焼成カルシウム粉末です。
食品へのカルシウム強化や食感改良に使われます。卵アレルギー表示対象です。
卵殻由来のカルシウム素材で、元素量・純度・原料由来の残留タンパク質確認が必要です。 製品別含有量、日本の物質指定・使用基準、一次研究と出典適用範囲は追加調査が必要です。
食品の加工・風味・成分調整に役立ちます。人体への健康増進効果は添加用途だけでは確認できません。
根拠の種類:調査初稿:当該物質固有の臨床資料未照合
卵殻由来のカルシウム素材で、元素量・純度・原料由来の残留タンパク質確認が必要です。
根拠の種類:根拠と推測の区別
卵殻由来のカルシウム素材で、元素量・純度・原料由来の残留タンパク質確認が必要です。 卵由来というだけで全ての人にアレルギー反応を起こすとは断定できません。 頭痛・腹痛・下痢・アレルギー・血糖への影響は、通常の食品使用量について物質固有のヒト研究を照合できていません。症状との因果は未確立です。原料由来のアレルゲン・残留タンパク質にも注意が必要です。
| 項目 | 日本 | 米国 | EU |
|---|---|---|---|
| 規制の厳しさ | ふつう | ふつう | ふつう |
| 制度上の扱い | 食品衛生法に基づく既存添加物名簿に収載されています(卵殻未焼成カルシウム)。鶏卵の殻を粉砕・精製した天然炭酸カルシウム源です。 | 21 CFR 184.1191(炭酸カルシウム)と同等のGRAS栄養補給・カルシウム源として扱われます。 | 規則(EC)No 1925/2006および食品衛生規則(EC)No 853/2004に基づき、認可カルシウム源および食品成分として使用されます。 |
| 使用条件 | カルシウムとしての過剰摂取に配慮しつつ、パン、麺類、菓子等でGMPに基づき適正量で使用されます。 | GMPに基づき栄養強化および固結防止用途で使用されます。 | サプリメントおよび一般強化食品において適正量で使用されます。 |
| 原材料表示 | 「卵殻カルシウム」「卵殻未焼成カルシウム」または「卵殻Ca」と表示します。卵アレルギー表示対象(特定原材料)となります。 | 「calcium carbonate (from eggshell)」または「eggshell calcium」と表示し、卵アレルゲンを明記します。 | 「calcium carbonate」または「eggshell calcium」と表示し、卵アレルゲンを警告します。 |
| 近年の見直し | 食品ロスの有効活用(アップサイクル)の観点から、マヨネーズ製造副産物等の卵殻利用が推進されています。 | アレルゲン管理の徹底(卵タンパク質残存に関する管理基準)が求められています。 | EFSAは卵殻由来炭酸カルシウムのバイオアベイラビリティと微生物学的安全性を評価しています。 |
資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。
特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。