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INGREDIENT GUIDE · 食品添加物・個別調査

葉酸

主な役割

細胞分裂や赤血球の形成に必要な葉酸を補います。

作り方・原料の由来

原料の由来化学合成
主な起源原料石油化学・有機化学原料(トリアミノピリミジン、グルタミン酸等)

石油化学由来のピリミジン誘導体、p-アミノ安息香酸、L-グルタミン酸を縮合反応させてプテロイルグルタミン酸(葉酸)を有機合成します。

DNA合成や赤血球形成に必須の水溶性ビタミンB群です。

分類食品添加物・個別調査
資料1 件

主な論点

NIH ODSでは米国成人のサプリメント・強化食品由来の合成葉酸の耐容上限を1,000 µg/日とします。高用量の合成葉酸はビタミンB12欠乏による神経症状の発見を遅らせたり、欠乏症状に影響する懸念があります。天然食品の葉酸に同じ上限を適用しません。 妊娠中のサプリ摂取は個人の必要量や医療指導により異なります。米国の上限値は日本の添加物基準ではありません。

表示で見る場所

妊娠前から妊娠初期に適切な葉酸を摂ることは胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に役立ちます。

研究・制度から分かっていること

根拠の種類:公的機関による研究・基準の整理

NIH ODSの栄養学的リスクと摂取上限の整理

NIH ODSでは米国成人のサプリメント・強化食品由来の合成葉酸の耐容上限を1,000 µg/日とします。高用量の合成葉酸はビタミンB12欠乏による神経症状の発見を遅らせたり、欠乏症状に影響する懸念があります。天然食品の葉酸に同じ上限を適用しません。

根拠の種類:根拠と推測の区別

健康面・噂・症状について

NIH ODSでは米国成人のサプリメント・強化食品由来の合成葉酸の耐容上限を1,000 µg/日とします。高用量の合成葉酸はビタミンB12欠乏による神経症状の発見を遅らせたり、欠乏症状に影響する懸念があります。天然食品の葉酸に同じ上限を適用しません。 『妊娠中は葉酸を多く摂るほど効果が高い』は誤りです。推奨摂取量、製剤、合成葉酸・食品由来については区別が必要です。 頭痛・腹痛・下痢・アレルギー・血糖への通常の食品添加による一律の因果関係はこの資料から確定できません。ビタミンB12欠乏の問題は別に説明します。

日本・米国・EUの規制比較

葉酸の規制と表示ルール(2026-11-02時点で確認)
項目日本米国EU
規制の厳しさふつうふつうふつう
制度上の扱い食品衛生法に基づく指定添加物です(葉酸)。胎児の神経管閉鎖障害リスク低減や栄養強化目的で使用されます。21 CFR 172.730および21 CFR 137に基づき、精製穀類(小麦粉、パスタ等)への義務的強化添加物として認可されています。規則(EC)No 1925/2006に基づき、認可ビタミン源として収載されています。
使用条件日本人の食事摂取基準(上限値1,000μg/日)を遵守し、過剰摂取とならないよう適正量で使用されます。穀物製品1ポンド当たり0.7mg〜1.4mgの義務的添加量が規定されています。サプリメントおよび一般強化食品において、加盟国ごとの上限基準に従い使用されます。
原材料表示栄養強化用途では原材料表示が免除されますが、サプリメント等では「葉酸」と表示します。原材料欄に「folic acid」と明確に表示します。「folic acid」または「pteroylmonoglutamic acid」と表示し、栄養成分表に含有量を明記します。
近年の見直し妊娠可能女性に対する葉酸摂取推奨に関する保健指導や栄養機能食品規格が運用されています。米国では1998年以来の義務的強化政策により神経管閉鎖障害の発症率低下が確認されています。EFSAは成人の合成葉酸の耐容上限量(UL)を1,000μg/日とする評価を維持しています。
規制比較の出典(3件)

日本

米国

EU

評価・資料の時系列

  1. 制度・参考資料:NIH Office of Dietary Supplements

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根拠となる資料

  1. NIH Office of Dietary Supplements ↗(2026・制度・参考資料・確認日 2026-10-23)

資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。

特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。