主な論点
抽出法によりカルノシン酸等の含量が異なり、精油やハーブ全草とは区別が必要です。 物質の正確な同一性、国内使用基準、一次研究・症状報告、商品中使用量を追加確認する必要があります。
食品の酸化と風味の劣化を抑えます。
ローズマリーの葉からエタノールや超臨界二酸化炭素で抽出し、精油(香気成分)を除去してカルノシン酸やカルノソール等の脂溶性ジテルペン抗酸化成分を濃縮・精製します。
加熱に強く油脂の酸化劣化を強力に防ぐ天然酸化防止剤です。
抽出法によりカルノシン酸等の含量が異なり、精油やハーブ全草とは区別が必要です。 物質の正確な同一性、国内使用基準、一次研究・症状報告、商品中使用量を追加確認する必要があります。
食品の味・香り・色・保存性・加工品質の調整に用います。添加物用途から病気の予防・治療効果は判断できません。
根拠の種類:初稿:物質別の原資料照合は未完了
抽出法によりカルノシン酸等の含量が異なり、精油やハーブ全草とは区別が必要です。
根拠の種類:根拠と推測の区別
抽出法によりカルノシン酸等の含量が異なり、精油やハーブ全草とは区別が必要です。 ローズマリー抽出物が入るだけで認知症予防効果を保証できません。 一般的な食品使用の範囲内において、特異的な有害症状との明確な因果関係を示す報告は確認されていません。
| 項目 | 日本 | 米国 | EU |
|---|---|---|---|
| 規制の厳しさ | ゆるい | ゆるい | ふつう |
| 制度上の扱い | 既存添加物(ローズマリー抽出物)です。シソ科ローズマリーの葉から抽出した天然ポリフェノール系酸化防止剤です。 | 21 CFR 182.20(天然香料・調味料としてGRAS)、およびFDA GRAS通知(GRN No. 138等)により酸化防止用途が認められています。 | 規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき、食品添加物E 392(Extracts of rosemary)としてポジティブリストに収載されています。 |
| 使用条件 | 成分規格あり。食用油脂、菓子、食肉加工品、マヨネーズ等の酸化防止に広く使用されます。使用基準(上限値)はなく適量使用(GMP)です。 | 適正製造基準(cGMP)に従い、各種加工食品でカルノシン酸等を指標とする適正量で使用されます。 | カルノシン酸とカルノソールの合計量に基づき、食用油脂(50mg/kg等)、ソース類、加工肉などで食品群別に厳格な最大使用基準が定められています。 |
| 原材料表示 | 「酸化防止剤(ローズマリー抽出物)」または簡略名「ローズマリー抽出物」と表示します。 | 原材料名欄に「rosemary extract」または「rosemary extract (to preserve freshness)」と表示します。 | 「antioxidant: extracts of rosemary」または「antioxidant: E 392」と表示します。 |
| 近年の見直し | 合成酸化防止剤(BHA・BHT等)の代替として、天然由来クリーンラベル需要に伴い利用が拡大しています。 | 天然酸化防止剤としての採用が進み、風味影響を抑えた脱臭・高純度カルノシン酸画分の開発が進展しています。 | EFSAが2015年・2018年に再評価を実施し、幼児用食品等を除く一般食品での安全基準を確認しています。 |
資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。
特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。