主な論点
昆虫由来樹脂でありコチニール色素と同一物質ではありません。 個別の指定・規格・一次研究・症状報告・使用量の確認が残ります。
食品表面に光沢と保護膜を付けます。
樹木上のラックカイガラムシが分泌・固着させた樹脂(スティックラック)を採取・粉砕し、熱溶融や溶剤抽出で不純物やワックスを除去・精製して得られます。
食品表面に光沢を与え湿気から保護する天然コーティング剤(光沢剤)として使われます。
昆虫由来樹脂でありコチニール色素と同一物質ではありません。 個別の指定・規格・一次研究・症状報告・使用量の確認が残ります。
食品の味・食感・保存・加工を整えます。用途から人体への治療・予防効果は推定できません。
根拠の種類:初稿:当該物質固有の安全性評価未確認
昆虫由来樹脂でありコチニール色素と同一物質ではありません。
根拠の種類:根拠と推測の区別
昆虫由来樹脂でありコチニール色素と同一物質ではありません。 昆虫由来の添加物はすべて同じアレルギー頻度ではありません。 頭痛・腹痛・下痢・アレルギー・血糖について通常添加量での因果関係は確認できていません。
| 項目 | 日本 | 米国 | EU |
|---|---|---|---|
| 規制の厳しさ | ふつう | ふつう | ふつう |
| 制度上の扱い | 食品衛生法に基づく既存添加物名簿に収載されています(シェラック)。ラックカイガラムシの分泌する天然樹脂状物質で、光沢剤や被膜剤、ガムベースとして使用されます。 | 21 CFR 184.1055に基づき、食品用コーティング剤・光沢剤としてGRAS認可されています。 | 規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき、食品添加物E 904(Shellac)として収載されています。 |
| 使用条件 | 菓子、チョコレート、柑橘類の表面光沢・防湿コーティングでGMPに基づき適正量で使用されます。 | 菓子やフルーツのコーティングにおいてGMPに基づき必要最小限で使用されます。 | チョコレート、菓子、リンゴや柑橘類の表面処理等に限定してquantum satis(適正量)での使用が認可されています。 |
| 原材料表示 | 「光沢剤(シェラック)」「シェラック」または「光沢剤」と表示します。 | 「confectioner's glaze」「shellac」または「resinous glaze」と表示します。 | 「glazing agent: shellac」または「glazing agent: E 904」と表示します。 |
| 近年の見直し | チョコレートのべたつき防止やサプリメント錠剤の防湿コーティングで不可欠な天然ワックスとして利用されています。 | ヴィーガン需要の高まりに伴い、植物性代替コーティング(ゼイン、セルロース等)への切り替えも検討されています。 | EFSAはシェラック(E 904)の安全性を再評価し、既存用途において健康上の懸念はないと結論づけています。 |
資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。
特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。