主な論点
食品用の銀箔と、銀ナノ粒子・コロイド銀製剤の摂取との区別が必要です。 物質同一性、日本の使用基準、一次資料、使用量、噂の検証は未完了です。
食品表面を銀色に装飾します。
高純度の食用銀地金を金箔製造と同様の高度な圧延・打ち延ばし技術により極限まで薄い箔状(数マイクロメートル)に成形したものです。
高級和菓子や祝い酒、製菓トッピングに華やかな金属光沢を添えます。
食品用の銀箔と、銀ナノ粒子・コロイド銀製剤の摂取との区別が必要です。 物質同一性、日本の使用基準、一次資料、使用量、噂の検証は未完了です。
食品の見た目や製造品質を調整します。人体への健康増進効果は着色用途からは示せません。
根拠の種類:未検証:個別の毒性研究・使用基準資料は今後照合
食品用の銀箔と、銀ナノ粒子・コロイド銀製剤の摂取との区別が必要です。
根拠の種類:根拠と推測の区別
食品用の銀箔と、銀ナノ粒子・コロイド銀製剤の摂取との区別が必要です。 銀を摂れば抗菌・免疫向上効果があるという説明はできません。 頭痛、腹痛・下痢、アレルギー、血糖への関連は、この名称についての食品摂取量別ヒト研究とは未照合です。因果関係を確認できていません。
| 項目 | 日本 | 米国 | EU |
|---|---|---|---|
| 規制の厳しさ | ふつう | きびしい | ふつう |
| 制度上の扱い | 食品衛生法に基づく既存添加物名簿に収載されています(銀)。伝統的な金箔・銀箔食品や仁丹等の外層被膜用着色料として使用されます。 | 米国FDAの食品着色料リストには収載されておらず、銀箔の食品用着色料としての直接添加は原則として認められていません。 | 規則(EC)No 1333/2008 Annex IIに基づき、食品添加物E 174(Silver)として製菓等の特定装飾用途で収載されています。 |
| 使用条件 | 生鮮品等への着色を除き、菓子、清涼飲料水、酒類等で外観装飾目的としてGMPに基づき使用されます。 | 食品添加物として未認可のため直接添加はできません。 | チョコレート、製菓の外層装飾、リキュール類等に限定してquantum satis(適正量)での使用が認可されています。 |
| 原材料表示 | 「銀箔」「着色料(銀)」または「銀」と表示します。 | 未認可のため表示規定はありません。 | 「colour: silver」または「colour: E 174」と表示します。 |
| 近年の見直し | 慶事用菓子や日本酒における伝統的装飾素材としての利用基準が維持されています。 | 銀化合物の生体蓄積性やナノ銀粒子の安全性に関するFDAの警戒姿勢が継続しています。 | EFSAは銀(E 174)の安全性を再評価し、ナノスケール粒子の放出や摂取量に関する追加データ評価を行っています。 |
資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。
特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。