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INGREDIENT GUIDE · 糖類

砂糖

主な役割

甘味を加える

甘味を付ける代表的な糖類です。菓子では甘さだけでなく、焼き色、食感、保存性にも影響します。

菓子の甘味やキャラメル化、保水などに関係します。体内では糖質としてエネルギー源になります。

作り方・原料の由来

原料の由来植物・藻類抽出・加工
主な起源原料サトウキビまたはテンサイ(甜菜)

サトウキビの搾汁またはテンサイの浸出液から不純物を沈殿除去し、濃縮・結晶化・遠心分離してショ糖(スクロース)を精製します。

天然の主要な甘味原料です。

分類糖類
資料1 件

主な論点

糖質の摂取制限を指示されている人は食品全体の栄養成分表示や医療専門職の助言を確認してください。

表示で見る場所

砂糖だけでなく、はちみつ・シロップ・果汁などもWHOの遊離糖類に含まれる場合があります。

研究・制度から分かっていること

根拠の種類:WHOのガイドライン(2015)

WHOの遊離糖類の摂取勧告

WHOは成人と子どもの遊離糖類の摂取を総エネルギーの10%未満に減らし、さらに5%未満を目指すことが追加の健康上の利益につながるとしています。う蝕、体重増加に関する根拠を評価した提言です。

根拠の種類:原材料表示の限界

成分名だけでは摂取量は出ない

砂糖が使用されているかどうかと、食品全体の糖類の量は別です。「砂糖」の表示だけで含有グラム数を求めたり、製品間の甘さや健康への影響を順位付けしたりはできません。

日本・米国・EUの規制比較

砂糖の規制と表示ルール(2026-11-02時点で確認)
項目日本米国EU
規制の厳しさゆるいふつうふつう
制度上の扱い食品添加物ではなく一般の食品(糖質系甘味料・農産加工品)として扱われます。サトウキビやテンサイから精製されるスクロース(ショ糖)が主成分です。21 CFR 101.4に基づき、一般的な農産原料食品として「sugar」の慣用名で扱われます(化学名の「sucrose」ではなく消費者向けの「sugar」が標準名称)。指令2001/111/EC(特定糖類指令)により白砂糖や精製糖の規格・定義が定められており、食品添加物ではなく一般原料食品として扱われます。
使用条件食品原料であるため添加物のような法的使用基準(数値上限)はありません。日常の食事全体の過剰摂取に配慮した健康管理(生活習慣病予防)が促されています。原料食品として適量使用(GMP)です。FDAの食事指針において、1日の総摂取エネルギーに占める添加糖(Added Sugars)の割合を10%未満に抑えることが推奨されています。一般的な使用制限はありません。EFSAの2022年科学的意見書では、遊離糖・添加糖の摂取量は栄養学的に可能な限り低く抑えるべき(as low as possible)と提言されています。
原材料表示原材料欄(スラッシュの前)に重量順で「砂糖」と記載されます。重量割合第1位の原材料となる場合は「砂糖(国内製造又はタイ製造)」などの原料原産地表示が義務付けられます。原材料欄に「sugar」と記載します。栄養成分表示(Nutrition Facts)では「Total Sugars」に加え、製造時に添加された砂糖・シロップ類を「Includes [X]g Added Sugars」として明記する義務があります。原材料欄に重量順で「sugar」と表示します。栄養宣言(Nutrition Declaration)において「carbohydrate」の内訳として「of which sugars」の含有量表示が義務付けられています。
近年の見直し2022年4月に完全施行された加工食品の原料原産地表示制度において、産地変動が大きい砂糖(原料糖)に対する実行可能な産地・製造地表示ルール(「又は」表示等)が定着しています。栄養成分表示改革により「Added Sugars(添加糖)」の義務化が定着し、過剰摂取による肥満・心血管疾患リスク低減に向けた消費者への情報提供が進められています。EFSAは2022年に食事性糖類(dietary sugars)の耐容上限摂取量(UL)評価を実施し、肥満や虫歯等の健康影響に関して閾値が確認できないため明確な安全上限値は設定できないとしつつ、摂取を最小限に抑えるよう勧告しました。
規制比較の出典(7件)

日本

米国

EU

評価・資料の時系列

  1. 公的評価:WHO: Sugars intake for adults and children

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根拠となる資料

  1. WHO: Sugars intake for adults and children ↗(2015・公的評価・確認日 2026-10-23)

資料の公表年とKS2|Know, Select, Stay Wellの調査日は別です。各資料の対象・条件は本文を参照してください。国内外の規制判断は適用地域や評価年が異なります。

特定の原材料を除外して検索しても、その原材料が不使用であることやアレルギー上の安全性は証明できません。購入時には現在のパッケージとメーカー情報を確認してください。